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社長コラム

バニラの因縁4 困惑する私、そして現在

2023年5月 1日掲載

バニラアイスを選んだ姉。バニラという言葉とその色に悩む私。40年以上前の
誰も覚えていない日常が、食欲に誇張されて今蘇る...。

弟による盗み食いに悩む姉が編み出した最終兵器。それが「バニラアイス」でした。
しかし、その色はまさに牛乳の白。
チョコ色のアイスは「チョコ味」と名付けられている事実と結びつければ、
目の前のアイスは「ミルク味」で間違いないのです。
姉の食べたアイスの蓋をなめると、やはり芳醇な牛乳の味がします。
「しかし解せない...。」
「バニラ」とは一体何者なのか?
言いようのない不安が私の背筋を一撫でするのでした。

それ以降、私はバニラの影に怯え、姉のアイスをそれほど盗まなくなります。
しかし、勢いに乗った姉は、更なる「作戦」を仕掛けてきました。
作戦名は「チョコミント」。 しかし、その話は後日、またの時に取っておきましょう。

さて、時計は現在に戻ります。
今では、バニラの正体が香料であることもわかっています。
そして、アイスクリームの味と言えば、
定番中の定番が「バニラ」であることも。
しかしながら、私はバニラに対してあまりいい印象を持っていないのは
皆様お判りになって頂いたと思います。

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そして衝撃の事実が明らかに!
我が家の家族4人のうち、3人がバニラ味が一番好きと言ったのです。
つまり、バニラフレーバーのヨーグルトに対して違和感を持っていたのは
私だけだった、という事がようやく理解できたのでした(泣)。

次回はまた違う話題でお目にかかります。

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