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社長コラム

実録! 潜入捜査「ちはら台ラグビー場」 2. フォワードですが何か?

2022年11月 1日掲載

双子男子の息子Rが「ちはら台ラグビー場」にて試合があるという事を、もう一人の息子Kのタレコミによって知った我々夫婦。
Rにはバレないように、「犬の散歩に来た中年夫婦」を装い、ちはら台ラグビー場へ潜入したのですが、そこに広がっていた光景とは...。

11時に試合開始と聞いていましたが、愛犬ピカが「早く遊びたい!」という訴えを起こしていたこと、貴重な機会なので少しでも長くラグビーを見ようという私達の意見が合致して、「ちはら台ラグビー場」への入り時間を10時と決め、9時半には家を出発したのでした。

犬のピカは車内では持ち運び専用のカゴ(犬業界では「クレート」と呼ぶのだそうです)
に入って「条件付き」で静かに寝ています。
その条件とは、大好きなおやつをクレート内で食べる事。 
今、彼女がお気に入りのものはなんと「牛のアキレス腱」!それをゴリゴリと音を立てて
食べるのです。
最近アキレス腱を切ってしまった私にとっては、ピカがアキレス腱をむさぼる音だけが聞こえるという、恐ろしい時間を過ごすのでした。

そんなプチ地獄を味わいながら着いた「ちはら台ラグビー場」。時刻はピッタリ10時です。
既に9時から試合をしている他校のラグビー部がピッチに立っています。
はじめてみるラグビーというスポーツ。 その試合は、一方的な試合だったらしく
優勢なチームは何度も抜け出してトライを奪っている(と思われる)のでした。

目線をピッチの外に向けると、女子マネージャーと思しき2人の女子が立っていました。
おそろいのTシャツで、背中に大きく文字が書いてあります。
「フォワードですが何か?」

私は何の意味か解らず、もう一人の潜入捜査員であった「河野直子」に聞いたのでした。
「あれ、どういう意味だろう?」
すると、彼女は大まじめに答えたのです。
「知るわけないじゃない」

実は二人ともフォワードがどのポジションなのか知らなかったのです。
そしてそのあと、この言葉の意味を体感することになったのでした。(続く)

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