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社長コラム

実録! 潜入捜査「ちはら台ラグビー場」1.身内のタレコミ

2022年10月 1日掲載

2022年8月21日のこと。 部活の菅平合宿から帰ってきた息子Rから
「近くのラグビー場で公式戦がある」と爆弾発言がありました。
もう一人の息子Kからのタレコミであります。

その情報をキャッチした「我々取材班」は
「あんなに体が大きく(まあるく)なった人間が果たして本当に試合に出れるのだろうか」
と、半信半疑ならぬ半笑半疑ではありますが、現場へ直行することにしました。
取材班のメンツは、私と妻、そして新人ながらすばしっこさには定評のある愛犬「ピカ」
であります。 今回、双子の息子の片割れKはやむなく同行させないことに。
一卵性双生児の片割れを連れていくことは「顔ばれ」の危険性があまりにも高く、
隠密行動には不向きであったためです(笑)。

高校に入って、カロリーを取りまくっていたR。
小学生の頃は超肥満児であった私が肥満の危険性と、体重を戻すための苦労を説くと、
にんにくマシマシのラーメンを食べる右手を止めてちらりと流し目を向けると
左手には大きな錦の御旗を持っているかのように振りかざして熱弁をふるうのです。

「あと10キロ大きくならないとダメだって顧問に言われているから!」
元々、高校入試の際に太ってしまった体は一年間でさらに大きくなり、通学用自転車が
頻繁にタイヤパンクを起こす事態に。
制服姿のわが子と道ですれ違うと、「メタボの中年サラリーマン」と本当に見間違える事も。

いくらラグビーの「ラ」の字も知らない私でも、そんなに肥大化した体は俊敏に動けない
はずだと、確信していたのです。
そして、このタレコミ情報でようやく現場を押さえるチャンスが巡ってきたのでした。

私達の潜入捜査は、本人やほかの人たちにばれないように(?)
ちはら台ラグビー場の隣に併設されている「芝生の公園」で犬を遊ばせている中年夫婦
に扮する事で周囲の雰囲気に溶け込み、間近まで接近する作戦に決まったのです。

さて、どんな光景が待ち受けていたのでしょうか?
来週にお話は進んでまいります。

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