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社長コラム

高校の部活動

2021年5月 1日掲載

5月のコラムを書こうと思ってはや一週間。なかなかいい話題が下りてきません。こんな時は「子供をダシに自分の話をする」という必殺技で切り抜けようと思います。
今年4月に、なんとか高校生になった我が家の双子男児。高校生になっても「必ず部活動に参加すること」という両親と約束を致しました。
部活動は、基本的に「体育会系」ということになりましたが、「親が決めるのではなく自分自身で仮入部をして決めましょう」というものです。まあ、当たり前といえば当たり前なのですが、こんなことをいうのには私自身が父と高校の部活について激しくぶつかった経緯があったからなのです。
父は自分が野球選手だったこともあり、私には野球をやってほしいと強く願っていました。そんな親の気持ちとは裏腹に私はどんどん野球への関心をなくしていきました。中学入学時にはバレーボール部に仮入部し、いよいよというところで父の反対にあい泣く泣く野球部へ。高校生になったらさすがに自分が選べるだろうということで3年越しの強い思いを胸にバレー部へ仮入部。入部届を出そうとしたところでまさかの「父の反対」に出くわしました。
3時間の話し合いの結果、野球部にもバレー部にも入らないという「両者痛み分け」に。入部したのは「ボールは野球、コートはバレー」ということでまさか候補にも出ていなかった「テニス部」。当時は「どうして自分の意志で入れないのだろう」と思ったものです。
そんなこともあり、子供達には自分で決めた部活で最後まで頑張ってほしいと思います。高校で始めたテニスは、49歳になった今でもやれています。今は亡き父に、テニスに出会わせてくれたことに感謝しています。

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