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社長コラム

龍の教え

2019年12月 1日掲載

最近、得意先の営業さんとお話をしていて、ある本を紹介されました。
私も彼も本が好きで、お互いに情報を共有しているのです。
その中で、古代中国の書である「易経」という本をわかりやすく
解説してくれているものがあるよ、という事で早速手に入れました。
「易経 子供と読む東洋哲学」という本です。

昔から、「易経」という漢字は見たことがあるけど「どうせ占いの本だろうから、読む事は一生ないだろうなあ」と思っていた私。
それが、なんと占いの本(だけ)ではない、という事に改めてびっくり
しました。

まだ読み始めて一日ですが(笑)、子供も読めるようにという事で
易しく書いてありますのでなかなか進みが速いです。

本は、「龍の成長」という点に絞ってストーリーが展開されていきます。
小学生の男の子が、将来の夢という作文を書くのに悩んだときに、
「龍の王様」なるものが現れて、龍の成長と共に「夢を描くことの重要さ」
という事を教えていく...。

その中で、龍は4段階に成長していくというのです。
潜龍、見龍、飛龍、亢龍。 
潜龍は暗い淵で夢の卵を温めてじっとしている、
見龍は目が開いて、物事の基本を学ぶ、
飛龍は努力が実り、夢を実現する
ここまでは良いのですが...。
亢龍は、高みに昇りすぎて(傲慢)、力が衰えて降り龍になる
という所までが書かれています。
まるで、人間への訓戒のようです。 
これから、読み始めたばかりです。 龍の教えをもっと教えてもらおう、
そう思って読んでいます。

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