HOME »  社長コラム » 目貼剥ぐ

社長コラム

目貼剥ぐ

2019年3月 1日掲載

 テレビの番組で芸能人が俳句を詠み、先生に添削されるのを見るという、NHKのEテレでまじめにやっている番組を面白おかしくしたような番組を見ました。
 俳句で必ず登場する「季語」。そういえば、3月の季語って何かしら?と調べてみた所、「目貼剥ぐ」という言葉がありました。「めばりはぐ」と読むのですが、想像ができますでしょうか?冬になると、建付けの悪い窓や戸から隙間風が入ります。そこに布やテープを貼って隙間風を止める、これが目貼りです。暖かくなって、その目貼りをはがす様を「目貼剥ぐ」と詠って春の季語としたのですね。
 私のうちも昔は隙間風がどんどん入ってきて、確かに目貼りをしていました。懐かしい記憶が俳句で思い出され、少しうれしくなりました。
 この冬、隙間風で目貼りをされていた方、今年はぜひ当店へご相談を(笑)。

このページの先頭へ