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社長コラム

山陰旅行9「出雲のはしまき」

2020年11月 1日掲載

「旅行けばぁー駿河の国にぃー茶の香り」 最近、浪曲師の「広沢虎造」さんを聞き始めた河野です。 先輩方の良く口にしていたフレーズが満載で、馴染み深いですね。
このフレーズも、清水次郎長の歌いはじめの文句だったとは!驚きの連続です。
出雲の国には、何の香りが漂っているのでしょうか?

さて、山陰旅行の二日目、ようやく出雲大社へ行ける事に!大混雑だった昨日の反省を踏まえて、朝早くから松江を出発しました。 松江に掛かる多くの橋を渡り、出雲大社についたのが朝の8時半。 近くの駐車場に車を止め参道を歩き始めます。
参道にあるお店の数々。私の熱望していた「出雲そば」。朝食で文化のギャップを知った
「出雲ぜんざい」。勾玉などを模した「パワーストーン」...。冷たい風に吹かれて歩く
参道商店街は、まだ開店前でございました。 
そんな中、初詣客に人気だったのが、神社の中の屋台。朝早くからでも仕込みは十分。
子供たちもふらふらと屋台の魔力に吸い寄せられていきました。
その中で、見た事も聞いた事もないお店が。「...はしまき??」
「そうか、やはり出雲だけあるね、橋の形のお菓子なんじゃないの?」と言いながら
お金を払う私。 「やはり、屋台にも歴史を感じる事が出来るんだねえ。」と思った瞬間。
出来たのは、お好み焼きを箸で巻いたもの。 どうやら、西日本では、この屋台料理は
とてもメジャーなもの、なんだとか。「箸で巻くから、はしまき」というネーミングに、
わかったような事を言っていた父は顔から火が出るほど恥ずかしかったのでございます。

色々な文化材、有名なしめ縄など沢山見る事が出来た出雲大社でしたが、私が覚えているのは、「はしまき」だけだったというお話。そろそろ時間でございます。
また次回、お会いいたしましょう。

続く

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