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社長コラム

サイダーとシトロン

2019年9月 1日掲載

 芸能人が俳句を読んで、先生に添削してもらうテレビ番組が多いですね。先生の辛口批評が人気ですが、添削した後の俳句は、頭に情景が浮かんでくるようで、日本語、そして俳句というのは、本当に素晴らしい文化だなあ、と再認識させてくれます。
 そういえば、俳句の季語の中にとても面白いものがありますよね。番組の中で、「え?これって季語になるの?」という言葉がたまに出てきます。
 例えば、「サイダー」。これって、夏の季語なんだそうです。そういえば、冷やした三ツ矢サイダーは、それだけで夏を思い浮かばせてくれますよね。  調べてみると、サイダーと同義の季語に、シトロンという言葉がありました。私たちの年代より上の方であれば、「リボンシトロン」という飲み物があったなあ、と思い出してくれるでしょう。どちらも、明治時代から日本で作られている歴史のある商品なのだそうです。
 サイダーの語源はフランス語のシードル、つまりリンゴのお酒からきているのだとか。それに対してシトロンは、レモンの親戚なんだそうです。どうやら、レモネードからイメージしたネーミングのようです。
 今では、ほとんど同じ炭酸飲料なのに、由来する果物がちがうとはびっくりですね。夏の風物詩、というのであれば「レモン」の方がピッタリだよなあ、と思います。ところが、調べてみると「レモン」は秋の季語なんだそうです。これまたびっくり。

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